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1997年9月、シャンゼリゼ大通りの75番地にラデュレ・シャンゼリゼ店がオープン。 ナポレオン3世様式の、最も豪華絢爛な特徴を備えた古い大理石や浮彫装飾、2階の高価な調度品で飾られたひと続きの小さなサロンなど、ここは「フランス流アール・ド・ヴィーヴル(美しき生活」を象徴するパリ随一の場所といえます。 ラデュレ・シャンゼリゼ店は、まさに美食と新しいパティスリーに捧げられた場で、どの創作にも心血が注がれています。 このため、メゾンではファッションデザイナーと同様に毎年2回、バラやピスタチオのルリジューズ、バラとフランボワーズのサントノレなどのパティスリーの他、季節のマカロン(カシス・ヴィオレット、シトロンヴェール・バジリック、レグリス)など、色とりどりの新作を発表しています。 ラデュレはパリのみならず、ロンドンやモナコ、ジュネーブ、東京、ニューヨークにもオープンを続けています。 オルデーグループはこうして、この創業から百年以上続くメゾンが世界有数の主だった主要都市で知られ、発展するようになることを望んでいます。
スクレ・ラデュレのテキスタイルコレクションは、歴史あるラデュレと、ハンカチーフメーカーであるインターモード川辺とコラボレーションしたコレクション。
<ハンカチーフの歴史> ハンカチーフが誕生したのは遥か昔。手をふいたり、汗をぬぐうための布をハンカチーフと考えると、なんと5000年も前から存在していたといわれています。 ハンカチーフは高貴さの象徴として、身分の高い人だけが持つことを許されていました。 やがて中世になり、ハンカチーフは素材や質も多様化してきました。 男性の持ち物とされてきたハンカチーフですが、女性も持つようになります。 16世紀には技術の発展により、レースや刺繍が施されたハンカチーフが作られるようになりました。そうして華やかなハンカチーフの歴史の幕がひらいたのです。 そして17世紀にはハンカチーフが愛の贈り物や小道具として本格的に用いられるようになります。
恋人たちが大切な約束をするためにハンカチーフを取り交わしたり、恋人に自分のイニシャル入りのハンカチーフを送るなど、愛のあかしとしてロマンティックな役割ももっていました。
<ハンカチーフの形はマリー・アントワネットによって決まった> 18世紀になり、薄くて繊細なレースはフランスの宮廷文化とともに大きく開花してゆきます。 新しい流行をつくりだすのは宮廷の女性たちでした。ファッション・リーダーでもあったマリー・アントワネット。 彼女は黒絹のレースを好んだと言われています。 マリー・アントワネットは、様々な形をしていたハンカチーフの中から、「ハンカチーフは正方形に」との政令を出しました。 もしも、当時彼女が丸型のハンカチーフを選んでいたのだとすれば、今わたしたちは当たり前のようにまるいハンカチーフを持ち歩いているかも知れません。 とても興味深いエピソードです。